ボルト入りツボラティ
第四回しゃでオフで使用した構築です
R団運動会で使用したツボラティの欠点であった化身トルネ対策としてボルトロス、スカーフバンギラス対策として、ズルズキンを採用しました
前回使用したツボラティは耐性面を重視したのに対し、今回は攻撃面を重視したものとなります。
あと、地味に青色のポケモンが3匹、赤色のポケモンが3匹になるように配色も工夫してみました()。
使用ポケモンは、
ツボツボ、ラティアス、ボルトロス、ウルガモス、トリトドン、ズルズキンです。
ポケモン | わざ1 | わざ2 | わざ3 | わざ4 | とくせい | 持ち物 |
---|---|---|---|---|---|---|
ツボツボ | ガードシェア | パワーシェア | てだすけ | アンコール | あまのじゃく | メンタルハーブ |
ラティアス | りゅうせいぐん | りゅうのはどう | じこさいせい | なりきり | ふゆう | ラムのみ |
化身ボルトロス | でんじは | ちょうはつ | 10まんボルト | いばる | いたずらごころ | オボンのみ |
ウルガモス | ねっぷう | むしのさざめき | ちょうのまい | まもる | ほのおのからだ | ほのおのジュエル |
トリトドン | だくりゅう | れいとうビーム | だいちのちから | じこさいせい | よびみず | じめんのジュエル |
ズルズキン | かみくだく | ドレインパンチ | ビルドアップ | ねこだまし | いかく | たべのこし |
各個体の詳細解説
ツボツボ
実数値:127-15-267-15-282-9
努力値:252-0-4-0-252-0
ツボラティ構築における核を担うポケモンであると共に、絶大な対トリル性能、味方の耐久を高める役割を持つポケモン。
体力が低いため体力にぶっぱし、ダブルでは特殊技が飛んでくることが多いため、味方の特殊耐久を高めるためD252を振り、B方向に補整と4振りし、トリル対策にSに下降補整をかけました。
技は、味方サポートの"ガードシェア"、"パワーシェア"、こいつ自身には決定力がないため味方の決定力を高める"てだすけ"、トリル対策の"アンコール"を採用しました。
相手に、トゲキッス、モロバレルがいる時は気を付けて”ガードシェア”を打たないと、吸われて目も当てられない状況になるので要注意です。
使ってみて、"パワーシェア"を撃つ機会があまりなく、腐ったため"しんぴのまもり"をさいようしたほうが良さそうです。
ラティアス
実数値:187-X-110-131-150-178
努力値:252-0-0-4-0-252
ツボラティ構築の中核を担うポケモン。ツボツボの"ガードシェア"、ラティアスの"なりきり"をして戦うことを前提とした個体です。
しゃでオフでは選出機会に恵まれず、一回も選出しませんでした。凡庸性をある程度持たせるために、Cにある程度振って、175-X-110-143-150-178(156-0-0-100-0-252)個体を使ってもよかったかもしれません。
技ですが、コンセプトであるツボラティ構築に必須である"なりきり"、"りゅうせいぐん"は確定で、残りの二枠ですが耐久が高いためそれを生かし、場持ちをよくさせるために、"じこさいせい"を採用し、"りゅうせいぐん"のPPが切れたときのために"りゅうのはどう"を採用しました。
元の配分の個体であれば、"りゅうのはどう"の枠は"まもる"の方が動きやすくなると感じました。後者の配分では、ツボラティ選出ができなくても、ある程度殴ることが可能なので、打ち分けれる"りゅうのはどう"が生きてくるのではと感じました。
化身ボルトロス
実数値:186-X-90-145-143-134
努力値:252-0-0-0-236-20
ツボツボ、ウルガモスが化身トルネロスを苦手とするため、またラティアスのサポート役として、おだやか化身ボルトロスを採用しました。
配分先は今回のパーティーには鋼がおらず、安定してラティオスを見れるポケモンがいなかったためオボンの実込みで、C182ラティオスの眼鏡”りゅうのはどう”を確定2耐えまで振りました。Sは残りをBに振ることも考えましたが、相手のボルトロスのことも考え、残りをSに振りました。
“でんじは”をばら撒き、”ちょうはつ”で相手の補助技を遮り、”いばる”のワンチャン自傷で無理やり相手を突破できるボルトロスは使い勝手が良かったです。
特にこれ以上いうことはないです。
ウルガモス
実数値:161-X-85-187-125-167
努力値:4-0-0-252-0-252
クレセリア、メタグロス、スカーフではないバンギラス(ズルズキンと同時選出した場合はある程度見れる)の面倒を見るとともに、舞ジュエル”ねっぷう”で相手に負担をかけていくポケモン。また、舞ってさえいれば雨パのポケモンに軒並み強いので、その意味も込めての採用でした。今回はトリトドンとズルズキンに役割を奪われてしまい、活躍の機会がいまいちありませんでした。”まもる”があんまり生きなかったので、相手のトリトドンを見れる”ギガドレイン”の採用もありだと思います。
トリトドン
実数値:218-X-88-158-103-39
努力値:252-0-0-252-4-0
このままでは、噴火ドランに壊滅的に弱く、雨ももう少し見たかったため最遅トドンを採用しました。今回使ってみて、化身ボルトロスの”でんじは”サポートがあるにもかかわらず、最遅個体を使用するのは、旨みが少ないように感じたので、個体値を調整することによるS調整個体を使用するのもありだと思います。187-135メタグロスでさえ75%の確率で吹き飛ばすジュエル”だいちのちから”の火力で相手のパーティーに負担をかけていくことができたので使いやすかったです。
端数は今回はDに振りましたが、ツボツボとのシナジーを考え、Bに振るのもありだと思います。
みがわりを入れたかったのですが、どの技も切ることができず結局未採用となりましたが、”どくどく”を割と誘いやすいので”みがわり”は使いやすいと思います。ただ、”みがわり”を採用する場合はS調整をした方が使いやすいと思います。
ズルズキン
実数値:172-142-135-X-149-78
努力値:252-252-0-0-4-0
眼鏡ラティオスの”りゅうせいぐん”確定耐えまでD方向を伸ばし、残りをAに振ったといえば聞こえがいいしんちょうHAぶっぱです。今回はボルトロス、ウルガモスが動きやすくなるように、”まもる”の枠を”ねこだまし”にしました。威嚇によるサポートも優秀で非常に使い勝手が良かったです。このポケモンも、ツボツボと相性がよく”ねこだまし”+”ガードシェア”からの”ビルドアップ”がん積は強力の一言に尽きます。エスパー技が無効である格闘は強力でした。
ただ、ズルズキンの欠点としまして、相手のローブシンが重くなってしまい、本来有利であるクレセリアでも隣にローブシンがいるだけでとたんに動きにくくなってしまったことです。この並びはボルトロスを隣に並べるだけで割と楽になったのが救いです。
動かし方
ツボラティ選出をしないときは基本的にボルトロス+ズルズキンを先発に投げ、後ろにツボツボとトリトドンを置くという選出をしていました。
相手にモロバレルがいる際は、ツボツボをウルガモスに替えることもありました。
基本的にスタンのような立ち回りで動けばいいと思います。
逆にツボラティ選出は、相手にハッサム、ズルズキン、霊獣ランドロスがおらず、”いかりのこな””このゆびとまれ”持ちがいない、ラティアスが縛られにくいときに選出しましょう。先発にズルズキン、ツボツボを投げ、ズルズキンを下げてラティアスを投げ、ツボツボで横から”ガードシェア”を打つと決めやすいでしょう。
改良点
ウルガモス、ラティアスが腐っていたので、ウルガモスを襷シャンデラに、ラティアスを眼鏡ラティオスに替えると選出の幅が広がり使いやすくなると思います。(ツボラティとは何だったのか…)
ポケモン | わざ1 | わざ2 | わざ3 | わざ4 | とくせい | 持ち物 |
---|---|---|---|---|---|---|
ラティオス | りゅうせいぐん | りゅうのはどう | サイコキネシス | トリック | ふゆう | こだわりメガネ |
シャンデラ | ねっぷう | シャドーボール | エナジーボール | トリックルーム | もらいび | きあいのタスキ |
各個体詳細解説
ラティオス
実数値:155-X-100-182-131-178
努力値:0-0-0-252-4-252
眼鏡を持たせて相手に負担をかけていくラティオスです。トリックを持たせることで相手の耐久系のコンボパを機能停止に追いやることもできます。
基本的に先発で投げていきたいポケモンです。技ですが、今回採用は見送りましたが、”かみなり”を採用することで、雨パや、メタグロスに負担をかけることも可能です。
これ以上いうことはないでしょう。
シャンデラ
実数値:167-X-110-216-111-76
努力値:252-0-0-252-4-0
“トリックルーム”を採用することで、スイッチトリパとしての選出も可能になります。この場合、ズルズキンの素早さを調整してやるのもありです。ウルガモスの代わりの枠ということで相手のトリトドン、バンギラスが重くなってしまうので、”エナジーボール”を採用しました。
癖の強いパーティーですが、それなりに回っていたので僕的には納得のいく仕上がりになったと思います。
最後になりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。